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難消化性デキストリンの摂取量、過剰摂取ってあるのかな?

腸内フローラや腸内細菌に興味をもって調べていると、必ず食物繊維についての話題が出てきますね。

植物性食品に多く含まれる食物繊維ですが、実際に食品から多くを摂るのは結構大変だったりしますよね。

そこでサプリなどで補うが簡単でいいと感じる方も多いと思います、私もですが。

難消化性デキストリンって簡単にいうと何?



そこで食物繊維不足を補うために作られたのが難消化性デキストリン。

トウモロコシを原料として加工され、素材としてさまざま食品に添加されて使用されています。

難消化性デキストリンという素材自体は粘性も低く、甘みも低いため、食品に含んでいても影響することが少ない上、熱や酸性に強いため、食品加工性がいいのも特徴です。

難消化性デキストリンは厚生労働省から特保(特定保健用食品)の認可を受けているため、多くの特保製品にも利用されています。


難消化性デキストリンの摂取量ってどれくらい?



そこで気になるのが、難消化性デキストリンの摂取量ですね。

いろんな特保の製品に含まれていると、特保を多く利用する場合、難消化性デキストリンを過剰摂取してしまう可能性もありますからね。

特保の製品でなくとも広く利用されているため、あわせると結構な摂取量になっている可能性はあるはずなので。


そこで難消化性デキストリンの摂取量を調べたところ、特に制限はないということがわかりました。

FDA(アメリカ食品医薬品局)でも1日の摂取量を定めていません。

ということで、FDAでは特に上限をきっちりと定める必要がない安全性の高い素材と判断しているようですね。

日本の特保の規定では、食物繊維として難消化性デキストリンを摂取する場合、「一日摂取目安量」3g~8gとされています。

このあたりは、アメリカと日本の違いが健康食品にもあるようですね、医薬品でもそうですが。


難消化性デキストリンの過剰摂取が気になるけど?


特定保健用食品の場合、その特保の認可を受ける段階で、過剰用量(3倍以上)における摂取試験が実施されていることが確認されたうえで認可されているので実はあまり考えすぎる必要もなさそうですね。

ただ、気になる方はやはり摂取量を守った方がいいのかな、という気もします。

ただ、特保の認可を受けた製品の場合は、難消化性デキストリンの摂取量が表示値の3倍以上でも問題がないということは確認されているということになりますね。


ちなみに、この難消化性デキストリンは、整腸作用、食後血糖の吸収抑制、食後中性脂肪の吸収抑制が認められており、それに関連する製品は驚くほどにたくさん販売されています。

個人的にも一時期ハマった特保のコーラ、これでコーラが飲み放題だと一瞬喜んだものです。

糖質オフ系のビールや低カロリー食品、野菜ジュースや大豆食品菓子など、全特保製品の約3割が難消化性デキストリンを含んでいるというデータもあります。

数えたわけではありませんが、難消化性デキストリンは300品目以上の飲料・食品に含まれているという話もあります。

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