求人情報誌を見ていると、パート、アルバイト、契約社員、派遣社員そして正社員などさまざまな名称で募集が出ていますが、いったいその違いって何なんでしょうね?
特にパート、アルバイトの違いって何?と思うことがよくあります。パートが主婦で、アルバイトが学生?なんて思っていた頃も。
でも違いますよね、副業でアルバイトをしている社会人も、主婦のアルバイトもいますから。
ということで、気になって仕方ないないので詳細に調べてみました。特に総務省の労働力調査や東京都の労働相談情報センターなど公的機関に詳しい解説がありましたので要点をまとめてみました。
パート・アルバイトの違いってどういうの?
パート・アルバイトなどの名称は実は法律上の言葉ではなく、それぞれの会社によって呼び方も働き方も違うこということがわかりました、実は思っていたのと違いちょっと驚きました。
法律上はパートもアルバイトも【パート労働法】でパートタイム労働者と定義されています。
ただ、実際にはパート社員と呼ばれたり、アルバイト社員という言葉も一般的に使われています。
この呼び名については目安程度と考えて、労働条件、契約条件をしっかりと確認する必要がありそうですね。
一般的なパートやアルバイトの違いと特徴とは?
パート労働法でも明確な区分はありませんが、東京都の労働局で特徴が説明されています。(あくまで特徴ですけどね)それによりますと以下のようになりますので参考にして下さい。
◆パート◆
正社員に比較して所定労働時間が短い労働者をパートと呼びます。
働く上で制約があり、フルタイムで働くことが難しい学生、主婦の方などが半年間、1年間と期限を定めて働くことが一般的です。
また期限後に再度契約を更新ということが繰り返される場合も多いようです。
仕事の内容的には正社員の仕事を補佐するような内容や、決まった定型業務などをこなすことが多いようですが、正社員と同等の仕事任されて働く場合も多くあります。
給与については時給制が多くボーナスや退職金の制度は、
その会社の制度の依存するため、あったりなかったりと様々です。
この点については、気になる場合には最初に確認をしておくことで後々のトラブルを回避できます。
◆アルバイト◆
パートと同様に、所定労働時間が正社員よりも短い労働者の意味で使われることが一般的には多いようです。
また、雇用期間が短い仕事もアルバイトと言われることが多い。
また学生・フリータの場合にはアルバイト、主婦の場合にはパート呼び使い分けをしている企業もあります。
パート=パートタイム←→フルタイム=正社員と、正社員に比較しての言葉でもあるので、言葉通りで考えれば正社員に比較して、パートの場合は、労働時間、勤務日数が少ないという意味でもこう呼ばれています。
アルバイトについては、正社員と同等の労働時間、勤務日数を働いている場合もあります。ただし、身分としてはアルバイトのため金銭的な面も含めて、身分保障はありません。
パートとアルバイト、曖昧な違いは労働条件、契約条件の確認を
パートのアルバイトの違いについて紹介してきましたが、その境目はかなり曖昧だと思われたでしょうね?
結局のところ、その会社によって労働条件も契約条件異なります。A社がパートと呼ぶ場合でも、B社ではアルバイトの相当する内容ということも考えられます。
対応策として、応募時に必ず労働条件、契約条件を確認し、パート・アルバイトという呼称にはとらわれないことがベストのようです。
これから求人に応募する際には、注意したいものですね。
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