こむら返りの原因って？睡眠中ふくらはぎがピキピキって痛ッ

疲れてぐっすり睡眠中に、突然ふくらはぎがピキピキッてなって

いたたたたたぁ～、とかってたまにありませんか？

本当に痛いし、睡眠中のことだからビックリはするし、突然のことで恐怖心も…

これ、こむら返りと言われている現象ですが、その原因を知らないとちょっと心配です。

そこでその心配をなくそうとうあれこれ調べてみた結果、いろいろなことがわかりました。

こむら返りというのは、ふくはぎにおきるけいれんで、

他の身体の部位に比べても一番多く起きることで知られています。

ちなみに、経験上でも文献上でも、指や太もも、背筋、背筋にもけいれんは起こります。

そして、経験した方ならわかると思いますが、…

どの部位のけいれんでも無茶苦茶痛いのは、こむら返り（ふくらはぎ）同様です（冷汗）

まず一番気になるところ、こむら返りの原因はいくつかあります。

①病気が原因のこむら返りとして、糖尿病や肝硬変、甲状腺疾患など起因するもの

②薬の副作用によるもの

③寝ている時に起こる原因不明のもの

④筋肉疲労（激しいスポーツをした後とか）や体内の電解質が失われておこるもの。汗をたくさんかくことで血液の中の電解質（ナトリウムやカリウムなど）のバランスが崩れてしまうことに起因すると考えれています。

私がよくなる、睡眠中に起こるこむら返りや太もも、背筋、背筋のけいれんは、

③の原因不明のものかもしれませんが、病気や薬が原因でないとすれば、

激しいスポーツではなくても、自分にとっての運動過多はあるかもしれません。

また、夏など汗をたくさんかくことで自然とバランスを崩している可能性もあるのかな？とは思います。

こむら返りの症状は軽いもの、激しいもの、すぐに治まるもの、数分も続くものなどいろいろですね。

その時々で、痛む時間も違うし、痛みの強さも異なります。

また、一度おこると、何回も続くときがあったりで辛いですよね。

こむら返りの対処法として、応急的に効果があるのは、

こむら返りがおきた時に、足のつま先（親指とかがいいと思いますが…）を手でつかみ

足首と足指を反対にそらすと治まります（指先を顔の方に向ける感じです）

ただ、痛くて痛くて、つま先をつかむことさえ出来ないときには、

うつぶせになって、床に足の指先を押さえつける感じ（ちょうどアキレス腱を伸ばす感じ）でも

同様に治まってくることがありますので、緊急時はお試し下さい。

また普段からの軽い運動、寝る前のストレッチや足浴などは予防に効果があります。

ふくらはぎを出来るだけ冷やさないようにするため、

ふくらはぎをおおうくらいの長めの靴下などを履くのも効果的です。

スポーツ飲料、梅干しなどのアルカリ性食品の摂取も予防になります。

こむら返りの治療に処方される漢方薬として有名なのが「芍薬甘草湯（しゃくやくかんぞうとう）」です。

こちらはこむら返りが起こった時や、起こりそうな時に服用する漢方薬です。

効能・効果として「体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症：こむらがえり、筋肉のけいれん、腹痛、腰痛」
と記されています。

漢方のツムラでは、

病院で処方するものは68番

市販薬は1068番となっています。

成分が同じため、効果・効能も同様となりますが、

１包あたりの量が処方箋薬と市販薬で異なるようです。